こんにちは。
野中やすおです。
久しぶりの読書紹介です。
10月に入ってからは、夜寝る前に寝ぼけ眼を擦りながら『アンチ・オイディプス入門講義』という本を読んでいます。
アンチ・オイディプスとは?
ドゥルーズ=ガタリ著『アンチ・オイディプス』という本はフロイト以来、精神分析と共に流行し定着した「家族中心主義・性愛主義・自我中心主義」を批判的に取り上げている本で、ポストモダンの源流となった本です。極めて難解なことが有名で、私も事前知識なしに読んでさっぱり意味がわからず(何をテーマにしているかすらわからない)、挫折しました・・・。
『アンチ・オイディプス入門講義』分かりやすいです
そうした経緯もあって、仲正昌樹さん著『アンチ・オイディプス入門講義』、また最近発売されて話題になっている千葉雅也さん著『現代思想入門』を読んで、現代思想そのものを基礎の基礎から勉強することにしました。
同時に檜垣立哉さんの『ドゥルーズ入門』(とても入門と思えないほど難解)も同時に並行に読むことで、なるほどドゥルーズやガタリはこういうことが言いたかったのかとなんとなくわかるようになりました。それでも相変わらずほとんど意味がわかりませんが・・・・。
『アンチ・オイディプス』は、左派思想にも右派思想(例えば、ネグリ=ハートの<帝国>、ニック・ランドの加速主義など)にも大きな影響を与えた本なので多少なりとも読み解くことができてよかったです。今後も時間があるときに読んでいこうと思います。思想が好きな方ぜひご連絡ください(笑) 色々と教えていただけると幸いです。
そして10月後半からは私のチラシでも書いた「個人情報保護法」や「地方自治体におけるデジタル化」に関する本を読んでいきたいと思います!