こんにちは。
野中やすおです。
今回の記事では、マニラのスラムツアーである「Smokey Tours」に行ってきたので、感想について述べたいと思います。
ちなみに私が参加したのは、2019年7月になりますので時期などを踏まえていただければ幸いです。
スラムツアーの目的
Smokey Toursは、マニラ人口の約40%の400万人ともされるスラムに住む人々をそっちのけで進む経済成長政策を変革しようとする試みで、これまで省みられることがなかったマニラのスラム地区(BASECO)を観光地にして、観光客にスラムの現実を知ってもらうとすることを目的としているみたいです。
確かにツアー最中もスラムからそれほど離れていない場所にマカティなどにある高層ビルが見え、あまりにも大きい経済格差があるなと改めて思いました。
ツアーに参加して良かった点
ツアーに参加して良かったと思うのは、フィリピン、特にマニラの格差の現実を目の当たりにできたことです。
私が泊まっていたホテルの近くでも全裸に近い子供が日本でもとても流行ったGong chaのカップを持ってお金をねだっている姿がみられるなど、経済格差が著しい国であることは、肌身で実感することができました。
ちなみにスラムツアーの参加費用は、地域団体に寄付され、医療施設の運営費用になったり、現地の子供のための書籍代になったりとスラム内に還元されるようです。
ツアーに参加することは、マニラやスラムの現実を知る一つのきっかけになると同時に現地の生活に貢献にもつながると思いますので、ぜひマニラに行った際には訪問場所に加えてみてください!
集合場所
スラムツアーの集合場所は、私が行った時には「crriedo LRT stationの近くのマクドナルド内」でした。
ホテル近くのメトロの駅からcrriedo駅に行きましたが、朝のツアーだったので、通勤時間に遭遇し激混みでした(笑) 朝にの東京の通勤ラッシュかそれ以上の?乗客率だったので、訪問する際には注意してください!電車内のスリもかなり多いそうです!
ちなみに車で行こうとしてもマニラは常時道路で渋滞が起きており、特に朝のラッシュ時は全く車が動かないと思いますので、注意が必要です!
無事?crriedo駅に着きましたが、正直crriedo駅もなかなかカオスな場所でした。約20分前に着きましたが、中ではすでにツアー案内担当の方がいました。
私の時の担当はJanetさんでした。Janetさんのひととなりは以下の記事に記載されていました。
https://synodos.jp/international/20854
またスラムに行く前にマクドナルドの近くの教会のトイレに立ち寄ります(確か有料で5ペソ程度・・・)。ツアー前にトイレに行きたい方は、そこでトイレに行くことができます。逆にそこを逃すとトイレはないです。どうしてもしたいときは、現地の海の砂浜などを利用するしかない?
スラムツアーの内容
集合場所からさらにジプニーとトライシクルを乗り継いで、スラムのあるBASECOに行きましたが、正直スラムツアーの内容よりこの交通手段の記憶の方が濃いです。トライシクルのサイドカーの部分に2人で乗りましたが、常に落ちそうになって(自分が外側だったので)かなり怖かったです。さらにBASECOに行くにつれて道が悪くなっていくので恐怖度もどんどん上がっていきました(笑)
BASECOに着き、電気や水道の供給がどうなっているかや現地の人がどうやって生計を立てているかについて聞きました。が、夏の暑さもかなりきつく、ボーとしていて、正直Janetさんの話を半分くらいしか聞けていないです。
正直ツアーで通った場所は、思った以上に綺麗だったと思います。ツアー用に整備されていること、昔よりゴミの量がだいぶ減っている(ゴミはバヤタスなど別の地区に運ばれたそう)ことが挙げられますが、不衛生であることには変わりはありません。
学校もあり、学校付近では制服を着ている子供も見かけました。少しずつこの地区も変化が起きていると思いたいです。
驚いたのは、インターネット・カフェがあり、youtubeを見ながら勉強したり、相当熟練な?腕前を持つゲーマーの子供がPCとインターネットを駆使していたです。その辺のインターネット事情は、スラムだろうと変わりませんね。
以上、マニラのスラムツアー に行った感想でした。ぜひ今のスラムがどうなっているのか、そこに暮らす人々がどのように生活を営んでいるのか自分の目で確かめて見てください!