【旅行】ラスベガスにあるエロティック遺産博物館に行ってきた!

こんにちは。野中やすおです。

8月10日~18日に一週間ほどかけて夏休みを利用して久しぶりにアメリカに行ってきました。

その旅の旅程は以下でまとめています。こちらもよろしければご覧ください。

アメリカ・メキシコー行記1日目

こんにちは。野中やすおです。 8月10日~18日に一週間ほどかけて夏休みを利用して久しぶりにアメリカに行ってきました! アメリカに行くのは、学生時代に卒業旅行と称してニューヨークとワシントンD.C.に訪れた2016年以来2度目と[…]

アメリカ・メキシコ旅行記2日目

こんにちは。野中やすおです。 8月10日~18日に一週間ほどかけて夏休みを利用して久しぶりにアメリカに行ってきました! アメリカに行くのは、学生時代に卒業旅行と称してニューヨークとワシントンD.C.に訪れた2016年以来2度目と[…]

アメリカ・メキシコ旅行記3日目

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アメリカ・メキシコ旅行記4日目

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アメリカ・メキシコ旅行記5日目

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アメリカ・メキシコ旅行記6日目

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アメリカ・メキシコ旅行記7日目

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今回の記事では、番外編として「エロティック遺産博物館(Erotic Heritage Museum)」に行った話をしようと思います。

名前はなんともあれですが、名前とユーモアあふれる入口を潜り抜ければとてもまじめな展示物ばかりだったので紹介したいと思います。

展示室1F

政治家たちの下半身スキャンダル

展示室に入ってまずあったのが、歴代政治的要職をついていた人物の下半身スキャンダルに関する展示物でした。

 

特に音声が残っていて全米を騒がせたクリントン元大統領と歴代大統領で別格の下半身スキャンダルがあった(というか刑事訴追された)トランプ前大統領をあおる展示物が印象的でした(笑)。

そして何よりも面白いのはこの博物館の道路を挟んですぐのところにトランプインターナショナルホテルラスベガスがあるということです(笑)

ヒトラーの下半身事情

あとはヒトラーの下半身事情についての暴露した展示も。なぜかヒトラーの内縁の妻といわれるエヴァ・ブラウンのパンツも展示していました。

Tell Me What You Wantの展示

個人的に興味深かったのがこの提示物。

アメリカ人の隠された性的な欲求を分析した(暴露した?)「Tell Me What You Want」という本の解説展示にへぇーってなりました。本書をテキストマイニングした展示には、なかなか一般的には表向きにはできない性癖の単語がずらりと並んでいます。

説明的な展示

あとは説明的な展示物。アセクシュアル、処女性の否定、トランスジェンダー等の今まさに性に関する議論の俎上にあがっている説明的な展示物も結構ありました。こちらもとても興味深かったです。

これ何?

最後まで分からなかったのがこの展示物。抽象度が高すぎてこの展示物はよくわからなかったです・・・。

展示室2Fへ

写真展

2階へ上がるとまず目に入ってきたのが、性暴力を題材とした写真展。

#metooに連帯している旨と「PLEASE DO NOT DEFACE THIS EXHIBIT」という言葉がとても印象的でした。

実際には抽象度が高い写真作品が多い印象でしたが、写真家の方の性暴力や写真の対象となった女性に対する様々な思いが伝わってくるような写真展でした。

Groomingの解説と実際に起きた犯行を展示

またジャニー喜多川氏の問題で日本でも知られるようになった用語「Grooming」について解説する展示もありました。

Groomingは、加害者が被害者(主に未成年の子ども)に対して親しくなるようにみせかけ、信頼などを築いて、手なずけて、さらにはその家族とも感情的なつながりを築き、子どもの性的虐待への抵抗・妨害を低下させることを指します。

特に本博物館の展示では、全米レベルにおいて女性教師が(主に)女児に対してグルーミングをしていたケースについて取り扱っていました。私はこれまでこうしたケースについて知りませんでしたが、壁一面にも及ぶ膨大な加害者らの写真とどのような犯罪を行ったかが記載されていました。

このような性暴力は特に可視化されづらいと思うので、博物館としてこうしたケースを後世に語りづくというのは被害者を減らすということを考えても有意義なことだと感じます。

こういう今現実で起きている性の問題等を扱うという真面目な部分を時々(全体的に真面目ですが)挟んでくるのもこの博物館の魅力です。

サド侯爵に関する展示

あとはサディズムの語源となったサド侯爵に関する貴重な資料もありました。サド侯爵に関するコーナーのマネキンはご想像の通りのシーンなので、さすがに写真をあげられませんが

ポルノ見世物の展示

一方で歴史的なポルノ見世物の展示物に関連して、こういうおじさんのマネキンもありました。

こちらも下半身がどうなっているかは想像にお任せします。

展示室の外側へ

実は個人的に一番興味深かった展示物は、展示室の外側にありました。それはポルノ雑誌『ハスラー(Hustler)』を創刊したポルノ王の異名を持つラリー・フリントの経歴とともにラリーが使用していた車椅子が展示されていました。

若き日頃のラリーの写真もありました
白人至上主義者に撃たれ、下半身不随となった後ラリーが使っていた車椅子

その他印象的だった展示物?

博物館の入り口にあったもの

博物館の入り口にはこういうマネキンが・・・。博物館に入ったときは気がつきませんでしたが、出るときにこのマネキンの存在に気づきました。

なんとこのマネキン上半身はスーツジャケットにネクタイというかっちりした格好でしたが、チャックが御開帳して丸出しになっていました(汗)

展示物は真面目なものばかりなので、トランプ前大統領の展示といい、このユーモアというか落差がアメリカらしいというか(笑)

博物館全体で目にしたことば

博物館全体でこのマネキンが来ているTシャツに書いていることばを目にしました(笑)

昔実際にそういうことがあったのか、ただのジョークなのか・・・。

確かにカップルで来館すると気分が上がっちゃうのかもしれませんね。

 

こんな感じで大きな立て看板も目にしました。これを目にしたカップルが大笑いしていました。

最後に

今回は、エロティック遺産博物館(Erotic Heritage Museum)に関する記事でした!

名前に思わずうっとなる方もいらっしゃると思いますが、真面目な展示内容で、とても貴重な展示物もあり、ユーモアもありといってよかったと思います!

ラスベガスに訪れた際は、ぜひ一度訪れてみていかがでしょうか?